『世界5大宗教入門』を読んだ

なんとなーく日本ではタブー視されている宗教の話。いわゆる新興宗教団体による事件などのイメージから、あまり深追いしないほうが良いのだろうなと感じていました。

そんななか、先輩からおすすめしてもらったこの本を読んでみたのですが、世界中の様々な事象との関連性や自分自身の感性との関連性を強く感じました。

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・仏教についてそれぞれかんたんに説明されており、歴史的な背景や実例などに富んでおりなかなか読みやすい。
(そもそも五大宗教を挙げることすらできなかったので、本当に学びが多かった)

特に最後の章が最も面白く、よく話題に上がる AI などの科学技術問題や社会問題について、宗教的な観点から論じられています。
例えば、日本人が抵抗なく人間そっくりのロボットをつくりあげることができるのは、鉄腕アトムなどの影響もあるが仏教・神道の考えが根っこにあるからであろうという筆者の意見。
ユダヤ教やキリスト教では「人間と機械は全く異なるもの。神が支配すべき人間にそっくりな機械を人間が作り上げるだなんて気持ちが悪い!」という考え方なのではないかと解説されています。
プロダクトを作るという観点であってもこうも宗教観に左右されるとは。

この本を読んで大事だなと感じたのは「正解のない問題だからこそ自分の考えをしっかり持つことの重要性」です。
様々な物事の背景には宗教観を始めたくさんの要素が積み重なっています。
だからこそ問題は複雑であるし、そうかんたんに解決できないものも多いです。
それに対して「そういう考え方もあるよね」と受け止めたり様々な背景を理解することとともに、しっかりと自分の考えを持つことの重要性を感じました。

きちんと考え方やその理論をアップデートできるように、インプットを続けていきたいものです。

(本を読むときにはメモ取りながらにしよう!!)